フリーター女子のこだわり強めな生活

繊細な女の考えすぎな日常

チーズ好きの友達

仕事を適当な理由つけておサボりした

私は親にバレないように出勤するフリして出かけた

最寄駅近くのアーケード街をブラブラしながら時間潰してたらふと「チーズタッカルビ食いてーなぁ」と思い友達に電話して飯に誘った  

友達はその近くのカラオケ屋で働いている

ちょうどもうすぐ仕事が終わるとのことだったので昼飯に付き合ってもらうことに

 

友達と韓国料理のお店に入るとさっそくチーズタッカルビを頼んだ

鉄板の鍋の真ん中にタッカルビ

そしてそれを囲むようにチーズが盛り付けられており、つけて食べられるように区切られていた(タッカルビの上にもチーズかかってる)

私は最後の〆にご飯を入れポックンパプ(炒めご飯)を作りたかった。正直これを楽しみに。。

すると食べている最中に友達が「私、無類のチーズ好きなんだよね、最後の〆のご飯にチーズ追加していい?」と聞いてきたのでここにあるチーズももうなくなるし最後にちょっと入れるぐらい全然いいやと思い、ご飯とチーズを注文

 

運ばれてきたご飯とチーズを見てみると

なんとご飯に引けを取らないくらい大量のチーズが目の前にあり、よくみるとご飯の中にもちゃっかりチーズが添えられていて、もビックリしたw しかも添えられたチーズも結構多めで正直私はそれだけでも十分な追いチーズだと思っていた

追加メニュー欄にチーズとご飯が別々に記載されていて、まさかご飯の中にチーズ入ってると思わんやん?wてか

店員さんご飯とチーズ頼んだ時点でご飯の中にチーズ入ってること教えてくれてもいいやんw

 

そんなことを考えている暇もない

 

友達はそそくさと追加を全部タッカルビの中にぶち込み混ぜはじめた

。。。。。

もうチーズだ。。一応ご飯入ってるけどチーズに埋もれて〆のご飯もクソもないただのドロドロに溶けたチーズがそこにあった

 

友達は本気で言っているのか絶望している私を元気付けるために言ってくれているのか

「今若いうちに食べておかないと歳とったらこんなの食べられないからね!」「正直これめっちゃ好みの味w」

と言って美味しそうに食べている

私は口の中でご飯の存在を感じる事ができず

ただ〆にチーズを堪能して食事を終えた

 

腹は満たされたけど心は満たされていなかった

 

それでも食べている最中は友達に合わせて必死にフォローしていた

今思うと無理のあるフォローばかりで友達に申し訳なくなってきた

 

また今度友達とチーズタッカルビを食べる時は

追いチーズを頼むか頼まないかでバトルしそうだ